比喩中国語は動物にもうひとつの意味をもたせることがあるそうだ。鯉や兎は出世、金魚の夢は財運に良く 上海蟹は足を中に入れてひもでぐるぐる巻きになっているから 「身動き出来ない、どうにもならない」状態を表す意味がある。 日本は酔っ払いを虎にたとえ、 韓国は大酒飲みを鯨にたとえるけれど 日本語でも鯨飲って言うなぁ。 そして韓国には’Drunken Tiger’というHip Hopユニットがいる。 いろいろ似ていたり似ていなかったり 近かったり遠かったりおもしろい。 韓国で財運に良いのはぶたの夢。 樹脂で出来たぺこぺこの「ぶたちょき(=ぶたの貯金箱)」が お菓子や牛乳を売っている小さな商店の軒先につるしてあるのを そこここで見かけた。たしか赤や緑色のぶたちょきだった。 ぶたはドイツでも幸運のしるしだそう。 人間に身近な動物は、生活の場面でいろいろな願いや意味をこめられるようになるのかなぁ。 比喩といえば 韓国語で「ペゴッパ・チュッケッソ(おなかがすいて死にそうだ=とてもおなかがすいた)」 と言うのと似た表現が中国語にもあると聞いた。 程度補語’死了’は、前にある形容詞の程度を強調する。 ’餓死了’=死にそうにお腹が減った。 ’累死了’=死にそうに疲れた。 似ている、おもしろい! Copyright 2003-2009 Dalnara, confuoco All rights reserved. |